2013年6月12日水曜日

やっぱり無理があった維新の会の急進

選挙を前に、従軍慰安婦問題、八尾オスプレイ問題と立て続けに、失敗を重ねる維新の会。
当初期待されていたのは、そんなことだったの?という支援者の戸惑い。
相次ぐパフォーマンス政治に、緩やかなファンは、そっぽを向き出した。
支持率は、一時は、自民に迫る勢いだったのが、半減、三分の一へと急降下し、特に、女性支持者の離反は激しい。
なぜ、こうなってしまったのか、こうしてしまったのか?
未だに、慰安婦問題について、意味のわからないTweetを続ける橋下市長の真意とは何なんだろうと思う。
二重行政を批判しながら、党幹部の側面と首長という立場を巧みに使い分けることができなくなった、一人の人格の中における二重行政「一人二重行政」のジレンマに陥っているようだ。
所詮、二足のわらじがはけないとこを、自ら証明してしまったかのよう。
八尾オスプレイも、検討以前の問題であることが、次第に明らかになった。
一石を投じたかのように胸を張っていたのも、たった1週間程度の訓練を受け入れるだけと言ってみたり、松井氏は、知事としての発言ではないとアピールしたり、結局、八尾市長に釈明にいき、そこでは、知事として質疑を受けるなど、違和感極まりなかった。
昨日は、大阪市議会で、冨岡大阪市議が維新離脱を表明、地元浪速区の大国町風俗撲滅運動のさなかの橋下風俗発言だったことが地元の反発を生んだうえでのことらしい。
若干43才にして、人生経験も少ないなか、傲岸不遜な態度をとってきた、彼に対する不満は、実はマグマのように高まっているのかもしれない。
参院選までの維新の動向は見逃せない。