2015年9月11日金曜日

自民党は、大阪W選挙でどんな判断を下すのか?

 どんどん、混沌とする大阪W選挙。自民市議団の柳本顕氏の名前があがり、俳優の辰巳琢朗氏や辛坊治郎氏の名前があがり、維新の吉村衆議院議員や井上英孝衆議院議員など、ぽつぽつ面子はそろいつつあるのだが、柳本氏以外は、お話の段階。一方知事選は、もっと役者が少なくて、松井知事が再出馬をほのめかし、前大阪市長の平松氏が出馬宣言で打ち止めの様相。財政難を抱える大阪府知事はおもしろくないということか?

 注目されるのは、ごたごた続きで候補が決められない維新よりも、自民党の判断。党本部サイドは、今のところ静観しているが、そろそろ、府連サイドにメッセージを送るという話をも聞く。安全保障法案や今回の激甚災害、軽減税率とマイナンバー制度など、課題山積で、大阪どころではないやも知れぬが、どう判断を下すのか注目される。

 維新は求心力を維持するのに躍起。大阪組も結構、窮地に立たされる状況で、世論もおおさか維新の会には、期待薄。さらに、橋下の求心力を高めるしかなく、大阪会議と議会で改革をするには橋下しかないというイメージ戦略ぐらいしか思いついていないのではないだろうか、吉村、井上を説得できなければ、橋下氏の再出馬もありうる??




橋下氏、ついに政界復帰匂わせるツイート…ネット上は賛否割れる


今年12月の任期満了を持って政治家引退を表明している、大阪市の橋下徹市長(46)=大阪維新の会代表=が8日、自身のツイッターに、将来の政界復帰の可能性を匂わせる文面を投稿した。

 橋下氏は「私人のときの出馬するかしないかや、政治家が引退した後の人生について、こんなこといちいち国民に約束する話ではないし公約でもない」と、これまで否定してきた政界復帰について初めて含みを持たせた。「嫌なら選挙で落とせばいいだけ」と復帰する場合の可否は有権者の判断との認識も示した。

 5月17日に大阪都構想が住民投票で否決され「僕の人生の中で政治家は終わりです」と引退宣言を行った橋下氏。以降も、来年の参院選出馬や民間人としての入閣説までささやかれる中、3日に開いた会見でも「ないです」と否定していた。

 この日のツイッターでは、あくまで「政治家は有権者に約束したことを守る、実行することが使命。僕は人の良い道徳家ではないが、公約は実行する。明確な嘘は私人のときの(07年の2万%ないとの)知事不出馬発言だけ」と記した。

 一方で、「目的を達成するためには、時の状況によってはルート・手段を変えることもある。当たり前だ」「公約を実行するためにありとあらゆる手段を執る」と、現在の新党結成に向けた動きや、引退後の復帰の有無は“公約外”だと主張した。

 橋下氏のツイートに、ネット上では「引退はもったいない」「期待してます」と歓迎する意見や、「言葉が軽い」「公約でないなら守らないの?」との批判的な意見もあり、賛否が割れている。

 11月の大阪W選挙を前に、今回の橋下氏の投稿は、対立する大阪自民なども反発を強めそうだが、橋下氏の将来的な国政進出については、安倍晋三首相が6日放送の読売テレビの番組で「可能性はあるのではないか」と述べ、期待感を示している。

2015年8月30日日曜日

安倍政権がほくそ笑む橋下松井の維新分党計略

官邸の意向で動く橋下松井コンビと国会の与野党攻防戦で民主党との連携強化で安倍政権を追い込みたい松野柿沢コンビの軋轢。まぁ同じ党にいること自体全くありえないほどの路線の明確な差。とっとと別れたらいいと思う。菅氏の尖兵でしかない二人に未練がましい松野氏の発言もあのみんなの党の渡辺代表の二の舞になるのでは?と危惧する。悪魔に魂を売り選挙互助会に安易に入った代償はかなり大きい。

 

橋下新党、不満と不安で大阪回帰 まずダブル選に照準

宮崎勇作、藤原慎一 渡辺哲哉、星野典久  2015年8月30日5時8分




「橋下新党」が大阪回帰する背景には、橋下徹大阪市長らが民主党との連携に傾く維新の党執行部に抱いた「不満」と、11月の大阪府知事大阪市長選に向けた「不安」が同居している。維新は通常国会後に分裂。松野頼久代表の勢力は秋にも民主党との再編をめざす。一方、橋下氏と気脈を通じる首相官邸は、将来の憲法改正で橋下新党との協力も期待する。

 「大阪維新の会の政治理念、政治信条を共有し、死にものぐるいで改革をやっていく国会議員のグループを作りたい。最後の挑戦をやっている」。橋下氏は29日午後、大阪府枚方市内での街頭演説で叫んだ。

 橋下氏と松井一郎元顧問(大阪府知事)が突然の離党、新党結成を宣言した理由の一つは、民主党との野党再編をめざす維新の現執行部への不満だ。

 「民主党とくっつくために維新を作ったんじゃない」。安倍政権幹部によると、松井氏は最近、こんな不満を繰り返しぶちまけていたという。

 元自民府議の松井氏は自公政権と連携を深めるのが基本戦略。民主との野党再編に傾く松野代表への不満を蓄積させ、分裂のきっかけを探っていた。辞任要求した柿沢未途幹事長の続投が決まった27日、自らに近い衆院議員に「このままでは絶対に済ませない」と語った。

 25日に松井氏と会食した菅義偉官房長官も松井氏の心中を推しはかり、周辺に「維新は第三極でないと生き残れないのに、松野代表は民主党に寄りすぎだ」と語った。

 橋下氏も同じだ。大阪市の改革や「大阪都構想」では、民主の支持基盤の労働組合から強い反対を受けた。首相や菅氏と6月14日に都内で会談した直後もツイッターで「民主党という政党は日本の国にとってよくない」とまで批判した。

 橋下氏は8月初旬の記者会見で「政権交代をめざす野党が必要だが、維新の党だけでは無理。民主党、特に政府に入った経験者などが引っ張っていくようなグループができないとダメだ」と語ったこともあった。だが、百歩譲って民主と合流する場合でも、労組に支えられた勢力との決別は大前提で、民主とまるごとの連携はあり得ない選択肢だった。

 もう一つの理由は11月の大阪府知事大阪市長選の「ダブル選挙」への不安だ。

 「ダブル選直前に新党を設立すると盛り上がりますね」。橋下氏は28日夜、自身が代表を務める地域政党大阪維新の会」の幹部会議で、新党についてこう語った。直後の全体会議では、ダブル選に独自候補を出し、大阪都構想を公約に掲げると確認した。

 大阪都構想住民投票を受け、橋下氏が政界引退を表明。橋下、松井両氏には地元の大阪で「維新」の存在感が低下することへの危機感があった。橋下氏を柱に「大阪」を冠した新党を結成して、ダブル選へ大阪府・市民の期待感を高めたいという狙いがある。

 さらに狙うのは、ダブル選での自民党と公明党の分断だ。新党が次の衆院選で、公明党現職がいる選挙区に候補者を出す可能性を示唆することで、公明と自民との選挙協力を牽制(けんせい)する狙いもある。

 実際、14年の衆院選でも橋下氏自身が公明現職の選挙区に立候補する構えを見せ、都構想の住民投票の実施へ公明の協力を引き出した。橋下氏に近い衆院議員は「大阪維新が国政政党になれば、公明にとっては怖い存在だ。官邸とも近いから公明も気を使わざるを得なくなる」と語る。

 橋下氏は、安全保障関連法案をめぐり、維新の執行部が与党との修正協議より、民主との対案作りに力を入れていることにも強い不快感を持っており、離党、新党結成へ背中を押す一因になった。

 ただ、維新内からは新党について「自民党の補完勢力になって先細りするだけだ」と否定的な見方がある。(宮崎勇作、藤原慎一)

■松野氏らと連携探る民主、「改憲」連携に期待する官邸

 「『党を割らない』と言ってくれたのに、発言の真意が分からない」。維新の松野代表は29日、橋下氏の突然の新党結成に戸惑いを見せた。柿沢幹事長は「(橋下氏に近い議員が)官邸と手を結び、野党を分断しようとしているのなら反党行為だ」と批判した。

 松野氏は、柿沢氏、江田憲司前代表ら民主や旧みんなの党出身の20人超の国会議員が、民主党と合流する野党再編構想を描く。民主も橋下氏に近い関西地盤の議員がいなくなれば「中間派の議員は行き場がなくなり、まとめて合流してくれる」(幹部)と計算する。民主の岡田克也代表は27日夜、江田氏、松野氏と東京都内で会談し、「今後も野党再編へ認識を共有する」ことを確認した。

 だが、民主と維新の松野氏に近い勢力が合流しても、世論の支持を得られるかは未知数だ。民主幹部は「しょせん旧民主が集まった『同窓会政党』。国民の期待が高まると思えない」とみる。

 一方で、首相官邸には「橋下新党」への期待感がある。

 菅官房長官は29日、那覇市内で記者団に「会期中なので冷静に推移を見守りたい」と語ったが、安倍晋三首相はもともと橋下氏と教育改革や憲法改正について考えが近く、交流を深めてきた。首相が1月、関西テレビの番組で「大阪都構想には意義がある」とエールを送ると、橋下氏は「うれしくてしょうがない」。首相が掲げる改憲にも「できることがあればなんでもする」と語った。

 最近では、官邸内から「維新はもう割れた方がいい」(政府高官)との声が漏れるようになっていた。大阪都構想は5月、住民投票で反対多数となり、橋下氏は任期満了での政界引退を表明。民主と連携をめざす松野代表の下では、7月の安保関連法案の衆院採決で期待した維新の協力を得られなかったからだ。

 首相側は維新の分裂後、当面は静観しつつ、橋下、松井両氏ら関西地盤のメンバーとの連携を探る考えだ。橋下氏が中心の党ができれば、いずれ国政選で勢力を盛り返すとみる。政府高官は「橋下氏が国政選挙に出れば絶対に勝つ。そうなれば協力して憲法改正ができる」と期待を込める。(渡辺哲哉、星野典久)

     ◇

維新の党の内紛の経緯と今後の主な日程

8月14日

 維新議員が、山形市長選の立候補予定者の支援をめぐり柿沢未途幹事長に辞任を要求

20日

 松井一郎顧問(大阪府知事)が柿沢氏の辞任を要求

25日

 柿沢氏と松井氏が大阪府庁で会談。柿沢氏は辞任を拒み、物別れに

 橋下徹最高顧問(大阪市長)が松井、柿沢両氏の公開討論による問題決着を提案

 松井氏が菅義偉官房長官と会食

26日

 松井氏が顧問の辞任を表明

27日

 橋下、松井両氏が離党を表明

28日

 橋下氏が地域政党大阪維新の会」の会合で新党結成を表明

29日

 橋下氏が大阪府枚方市内で新党結成を正式表明。大阪を選挙地盤とする国会議員と会合

30日

 枚方市長選投開票

9月8日

 自民党総裁選告示

9月27日

 通常国会会期末

11月22日

 大阪府知事選、大阪市長選投開票

維新分裂劇のシナリオライターは誰?

賞味期限切れの橋下維新の悪あがきは、数年前の壊し屋小沢劇場を思い出す。期待感の高い政治家だったが、期待感倒れで終わってしまった。橋下氏も言動は勇ましいが、実績よりも負の遺産を積み上げてしまうタイプのようだ。それをカモフラージュするためなら、仲間を見殺しにしても、何の痛痒も感じないのだろう。政治家を引退するはずが、日本維新の党の議員を全員落選させると豪語する。この筋書きのシナリオライターは、数日前に松井知事と懇談した菅官房長官か?安保法制で期待はずれの終わった日本維新の党の民主党べったり路線は安倍政権にとっては、公明へのプレッシャーのかけ損ないどころか、公明の発言力を増す結果となった。さて、この分裂劇で一体誰が得をするのか?見極める必要がある。
 
橋下氏が新党結成を表明 維新分裂、野党再編は加速へ
2015年8月29日5時31分 朝日新聞デジタル

維新の党を離党した橋下徹大阪市長は28日夜、代表を務める地域政党「大阪維新の会」の全体会議で、「大阪維新の会で国政政党をやる。年内にはしっかりとその道筋をつけていきたい」と新党結成の方針を表明した。大阪が地盤の議員を中心に離党させ、新党に合流させる考えだ。事実上の「分党宣言」で、これで維新の党は完全に分裂。松野頼久代表に近い勢力は民主党との合流を加速させる方針で、野党再編が一気に進みそうだ。
特集:どうなる維新の党
 国政政党「大阪維新の会」が発足すれば、維新の党の国会議員51人中、橋下氏に近い大阪地盤の議員を中心に少なくとも十数人規模が合流するのは必至だ。
 維新の分裂は同時に、野党再編を一気に加速させる可能性を秘める。橋下氏は、地域主権を柱にした新党の立ち上げで、野党再編の主導権を握る狙いだ。
 一方、松野代表や江田憲司前代表は、すでに民主党の岡田克也代表と野党再編に向けて会談。「親安倍政権」の大阪地盤の議員が抜けることで、維新と民主の合流が進む可能性がある。
 大阪府枚方市で開かれた全体会議では11月の大阪府知事、大阪市長のダブル選挙で、5月の住民投票で廃案になった大阪都構想を再び公約に掲げることを確認。出席者によると、橋下氏は「ダブル選挙に絶対に勝たないといけない」と述べ、両選挙に独自候補を擁立する考えを示した。そのうえで、「大阪維新の会というブランドで第三極、しっかりした野党をつくっていけばいい」と新党立ち上げ方針に触れ、その理由を「大阪の課題を解決して、本気で大阪と東京を(日本の)二極にしていこうと思えば、政治力を持っていないといけない」とした。
 12月の市長任期満了で政界を引退する方針は変えておらず、新党は松井一郎幹事長(大阪府知事)を軸に想定しているとみられる。
 全体会議終了後、松井氏は記者団に、都構想を再び掲げる理由として、自民党が都構想の対案に掲げて設置された大阪戦略調整会議(大阪会議)が、不調に終わっていることを挙げた。5月に廃案となった都構想案については区割りなどを見直す考えも示した。
■橋下氏、わずか1日で方針転換
 橋下氏は27日の離党表明直前、自らのメールで維新所属の国会議員に「今、党が割れるようなことはしない」「僕と松井知事は、維新の党を離れて大阪、関西の地方政治に集中する」との考えを伝えていた。わずか1日で自ら党を割り、国政に関わる方向にかじを切ったことになる。
 変化は大阪都構想でもみられる。反対多数となった5月の住民投票直後の記者会見では「(結果を)大変重く受け止める。僕が提案した都構想が受け入れられなかった。やっぱり間違っていたということになるんでしょうね」と語っていた。だが、離党を表明した27日の記者会見では「僕の次のメンバーの維新がやるというのなら、いいじゃないか。維新が都構想を訴えていくのは、十分合理性がある」と軌道修正。振れ幅の大きい姿勢に、批判の声も上がりそうだ。

2015年8月13日木曜日

竹山堺市長も欠席で大阪戦略調整会議は流会へ

竹山堺市長も欠席の判断。流会決定の状況で、政党間の軋轢が目立つばかり。昨日の堺市庁舎での竹山市長の会見内容。


Q:明日大阪会議が招集されている。市長は出席、欠席、対応はどうするのか?

A:第1回の大阪会議の終了後にも私申し上げたんですけれども、次はやはり実りのある会議になるようにという風に申し上げた。いまいろいろ聞いてみますと、すべての会派が出席するようではないみたいでございます。そしてもうすでに文書も提出されているという風にお聞きしております。私は大阪全体の発展にとって3首長とすべての会派が一緒になって議論していって、一定の有効な方向性をつかめるのが、この会議の趣旨だという風に思っております。そういう意味におきまして、一部会派がすでに欠席されるという事態が予想されていますので、私としては残念ながらこの会議については欠席させて頂きたいなという風に思っております。

Q:欠席の理由だが、ようするにすべてそろわないという意味だが、そろったような形でないと難しいということか

A:はい。この会議は大阪の成長にとっての有効な議論をする場と認識しております。すべての会派がしっかりとここで議論を戦わせていくということが大事であるという風に思っておりますので、残念ながらそうはなっていない。そして、8月4日の自民党さんの会長への要望につきましても、代表者会議の設定とか、規約の改正とか、そういう風な申し入れがございました。そして橋下市長さんからも事前会議の設定の申し入れがありました。そういったことを踏まえて、会長はしっかりとそのあたりの事前対応をして頂きたいと私は思っていたんですけど、それがないまま5日に8月13日の第二回会議の招集というのがなされたいうことで、もうちょっと会長が調整をしっかりやってもらわなければならないのではないかという風に思っておりまして、そういうことも私は今回の原因にはなっているのではないかという風に思います。

Q:公明党さんが出席方針を決めて、堺が7人に達しなかったために流会になる見通しになっています。このことについてはどう受け止めているか

A:それはそれぞれの委員のみなさん方、会派のみなさん方がご判断なさることと思っています。私は一定の会派のみなさん方が欠席されるという風に言われているのですから、この会自体の有効性について、有意義な議論ができるかどうかという点から見て、若干疑わしいのでないかという風に思って、今回についてはご辞退させていただこうという風に思っています。

Q:次回以降の出席、会にあたって、市長としては市長なりに要望されていくことはあるのか。会長に

A:会長がもうちょっと汗かいてほしいですね。双方が言っていることに対して、しっかりと議論を事前にやってほしい。そのように思いますね。私はそういう風な前提でこの大阪会議が動き出すものだという風に思ってますので、そのあたりぜひ会長にお願いしたいと思いますね。

Q:文書提出されたり

A:ありません。みなさん方にお話していることは当然、新聞の記事にもなるだろうと思いますので。

Q:自民党が求めている条例改正とか規約変更とか、そういう行動に関しては竹山市長としては理解はできると?

A:決定事項の部分について各それぞれの3団体の決定事項につきまして、やはり過半数というのは3団体すべての過半数は必要だと思うが、会議のルールにつきましてですね、全体の過半数で私はいいのではないかという風に思っております。そういった中身の問題についてのしっかりとした区分けみたいなものも必要だと思います。

Q:橋下市長ですとか松井知事は公明も含めてかもしれないが、ルールは少しおいておいて、決まらない部分もあるので、中身の議論に入っていくべきだとおっしゃっている。そこはいかがか?

A:第1回見まして、中身の議論に入ると思ったが入り口部分で規約の問題で終始しました。そういうことはやはり一定議論になることについては事前にさばいて頂かんとあかんと思う。これは会長にもお願いしたいと思いますし、それぞれの維新の会の代表のみなさん方、自民党の代表のみなさん方、お互い譲り合ってこないだ記者会見で申し上げましたように、そういうことでお互い本当にこの会議を有効なものにしようとしているのか。そういったところの原点に立ち返って、運営して頂きたいなと思いますね。

Q:今回流会の見通しになったが、今後存続ができるのかという点がなかなか難しいと思うが、この当たりの点についてはどうか

A:私どもも議会に入りますし、あとの2団体も議会に入りますね。そういった日程からみて非常に難しい場面になってくるのではないかという風に思われます。そして橋下市長さんはこれから維新の会も参加しないとか、いう風な発言もされたようには聞いております。そういったところを踏まえましたら非常に難しい局面になったという風に思います。ただ、もう一度前に進める努力はすべきだという風に思っております。ただ、来年4月1日には法定の調整会議がスタートいたします。そういったところで、大阪府・大阪市の二重行政の問題等については、しっかり議論して頂く余地は残っているのではないかという風に思います。そういう風なことに望みを託するわけですけど、この会議がいろんな要素のなかでうまく運営できないことは非常に残念です。

Q:こないだの議論では、大阪府と大阪市の二重行政の有無というところも話題になった。堺市にとってのメリットはなお、参加するメリットはあると

A:私どもは何度も申し上げているが、堺市と大阪府の二重行政は原則的にないと、申し上げています。堺市としてはこれに参加するのは大阪全体の発展に少しでも貢献したい。たとえば、東京事務所をもっと機能強化してIターンやUターンを、人や企業が大阪に戻ってきてもらえるようにする。そしてワールドマスターズゲームズ、関西でやると言っているのに大阪府や大阪市が金も口もだせへんというてることの問題、そういったことについて一歩でも大阪・関西のプレゼンスを上げていく、そういうことはやはり堺市として提案して42市町村の立場でこの会議を動かしていきたいなと思っておりましたけれども、なかなかそうはなっていないと。残念です。

Q:きょう自民党の会派の方とはお話とはそのあたりについて、欠席の方針について、市長としてはどういうご意見を伝えたり、やりとりはあったんでしょうか?

A:きょう、そういう風な自民党の会派のみなさんとお話したことはありません。私も今日ずっと午後まで外を回ってましたので、お話ししてません。ただ、文書は届けられてます。自民党はこういう理由で欠席するという文書は届けられています。先日にもお話ししたときにはそういう旨はおっしゃってましたけど、明確にきょう初めて文書で頂きました。

Q:自民党を含めて一部の会派の欠席ということにとどまらず流会という会自体が流れたことになりそうではある。そういう会自体が流れてしまうことに対して市長としてはどういう風に

A:条例が市議会で議論されて可決されました。そして執行機関としてそれを誠実にうまくいくように実行する責務がございます。そういう意味において堺市長として非常に残念でございます。

Q:さきほど自民党から欠席に関する文書がきていると。市長の方に欠席してくれとの要請は

A:ございません。それはぜんぜんございません。それは私自身がいままで記者会見で申し上げています通り、縦糸である大阪府、大阪市、堺市と横糸であるそれぞれの会派がうまく織りなしてこの会議をうまく進めていくべきだという、いままでの持論をこのいま申し上げているところでございます。

Q:取りようによっては、大阪府と大阪市は一応成立する人数がそろうわけだが、堺市議会は我々が取材する範囲では共産党と自民党が欠席すると。市長も合わせると堺市で流会という形になる。そこの部分については市長はお考えになったか?

A:私に入っている電話ではソレイユさんも非常に微妙ですね。そういう風な情報も得ていますしね。堺市として、やはり私が申し上げましたように、二重行政の問題は堺市の問題として一定置くとしてこれからの発展のための議論を堺市はやっていく、そして堺市の市議会議員のみなさん方にとっても私と同じような気持ちでやって頂けるという風に私は理解していますので、この会議が本当に有効に働くのかというところからご判断されているんでしょうね。

Q:欠席の意向については文書なんかで会長に出されたりするのか?

A:出すと思います。「諸般の事情により欠席」と出そうと思っています。

Q:本日中?

A:はい   

Q:2回目にして流会の見通しになった大阪会議だが、府民の目にはどのように映っていると思うか

A:非常に府民のみなさんにとって、この会議の有効性について疑念を与えたことについては私は残念だと思っています。それぞれの立場のなかで、次回以降、本当にうまく機能していくのかということをもう一度努力しなければならない。ただ、色々な情勢のなかで難しい部分もあるというのを我々は認識しなければならないという風に思います。

大阪戦略調整会議の出欠を巡り自公に亀裂?

昨日の自民PT後の囲み取材の様子を見ると、維新の自公分断作戦は成功したようだ。自民と公明は、コミュニケートがうまくできず、その間隙を公明OBを使って楔を打つというやり方。政治的といえば一枚も二枚も維新が上?ということだが、さて、メディアがどう報じるのか?首長選にも自公の亀裂はかなり響くだろう。

 

奴井座長:いま行われた自民党府連の大阪戦略調整会議についての方向性を結論づけた。明日開催予定の第2回の会議には、いまのような状況のもとでは出席できないという結論を出させていただいた。

 

(Q:確認だが、市議会、堺市議会ともに欠席で?)

奴井:はい。3議会です。

 

(Q:改めて出席できない理由を)

花谷:まずは今日は副会長の木下議員も一緒だったが、副会長は何の相談も受けていない。13日に開くという案内状を見て驚いた。議題についても、何ら会長から相談を受けていないというのが一つの理由。もう一つは、前回第1回の会議をふまえて、第2回実りある大阪会議にするために、申し入れをした。それに対して、知事市長からも何らかの申し入れがあったようだが、★両方について会長が妥協案、妥結案、会議が一つでも前に進むように何ら調整をはかれていない。どのような会議の進め方になるのか、会長に尋ねたが何ら会議が進むような調整がなされていないなかで、出て行ったってしょうがない。第1回目と同じように規約を決めるか決めないか、規約の中身で揉めるだけ。何ら実りのある時間、会議ではないというふうに判断したので、欠席とすることにした。

 

(Q:一方で、会議を進めたいという理由で公明党は出席するという考えを先ほど表明したが)

花谷:公明党の林幹事長に会議を進めたいという思いは以前に聞いている。どのような進め方をすれば大阪会議は前に進むのか尋ねているが、林幹事長から無回答。このような会議をしても意味がないのではと、★我々自民党としては欠席の方針だと早くに伝え、公明党さんからは「自民党さんがそういうことでしたら、同調する」というような旨の話があったので、出席するという結論を出されたことに驚きがある。やっぱり、お互い、幹事長同士で責任のある立場で情報交換をさせていただいているので、大きな環境の変化もあるでしょうけど、我々と議論をきちんとしないなかで以前の方針を大きく変化してしまうのは非常に残念だし、第2回の大阪会議がどのように前に進んでいくのかは公明さんからイメージが感じられない。わからないんですよ。その中で、公明さんが参加するからじゃあ自民党も参加するという判断にはならなかった。

 

(Q:公明の参加はどう聞いた?)

花谷:会議の途中で林幹事長に電話した。どのようになりましたかと。林さんからは、報告が遅れてごめんね、ちょっと連絡ができなかったということで。一応、大阪府本部として、執行部を交えて参加するという方針に決めたとおっしゃるので、いままでの林さんの姿勢とはずいぶん違うねということは言いました。

 

(Q:林幹事長と花谷幹事長が同調する意向という話をされたのはいつごろ?)

花谷:…。まあ、先週ですけどね。

 

(Q:堺でソレイユなどの対応によって変わってくると思うがどう話をする?)

西村:自民党はそういうことで私たちも2人の委員がでているし、最終的には、ほかの会派も最後の話し合いをやっている最中ということ。感触としては、我々に同調していただける会派がでてくるんちゃうかなという考え方をしている。公明党さんのことを言えば、いま、出席するとの答えは幹事長からお聞きしたが、当初から自公としていわゆる共通の、力を合わせながらやっていこうということで、今のいままでやってきたことは事実なんやけど、どこの政党も一議会だけで判断できないところがあるので、それはそれで仕方ないなと感じています。

 

(Q:他会派との話し合いの時間は)

西村:いまから私も堺に帰って最後の詰めをする。

 

(Q:現状なら明日、会議が予定通り招集されれば、維新と公明が出席して自民党がいない形が見える。それに対して明日の自民党としての対応は)

花谷:明日は大阪会議の時間には大阪市役所にいる。柳本幹事長とともに、ほかの委員も一緒にいろいろと勉強を重ねようかと思っている。公明党さんが会議を前に進めるために出席するとおっしゃっているんであれば、会議をどのように進められるのかということを公明党さんに私は聞きたいと思っているんですね。会議を前に進めるには規約、議論をするルールを決めざるを得ない。決めないで前に進めるという理解がわからない。明日、★公明党さんと維新だけが参加された定足数に満たない大阪会議が開かれないわけで、どのような議論をそこでされるのか注目したいですね。どのような話し合いをされる気でおられるか。私自身は注目したい。

 

(Q:その場に行って?)

花谷:柳本幹事長の指示に従って。

柳本:そもそも、欠席という表現の仕方をされるが、会を開くこと自体がおかしいというふうに感じている。自民会派から申し入れをして、申し入れをした後にNHKと思うが今井会長が何も受け入れずして開催されるようなことがあったらどうするかと聞かれたときに、私どもとしてはそんなことあり得ないと、本来、会長であればそれぞれの会派の申し入れに対して真摯なる対応をしてこそ、会議というのはまさに前に進められる。公明党さんが会議を前に進めたいから出席されると言っているが、むしろ、会議を前に進めたいのは我々の方だと思う。だからこそ、府議会でいま、会が滞っている理由をひもといて条例の修正提案までさせていただいて、いまPTでその条例案についてもほぼ固まったので、堺市においても大阪市においても、それを成立させるような努力をしていきたいと思っている。そういう意味では欠席という表現ではなくて、会を開催すること事態がおかしいのであって、それに対して、異常な状態に対して、そもそも、対応するような状況でないということを、より外向けにも発信していきたいと考えている。

 

(Q:提出する条例は大阪市、堺市でも同様の?)

柳本:それに向けて努力する。

 

(Q:今井会長に対して欠席する旨を事前に伝える?)

花谷:その準備をしている。欠席届という名前になるだろうと思うが、柳本さんがおっしゃっているように、会議を開くべきでないという内容のものになっている。この後、出します。

 

(Q:何時に?)

柳本:この記者会見の長さ次第

 

(Q:自民党としては市議会の議長選、府議会の議長選に続いて公明の対応に裏切られたようなところがあると思うが、今後の公明党との関係、W選でも協力しなければならないが影響はどのように考えるのか)

花谷:私も、柳本さんも西村さんも、1人では物事を決められない。だから会派の代表として交渉ごと、折衝ごと、打ち合わせ、折衝、相談、非常に難しいと思いますね。

ただ、その上で、信頼関係を築き上げながら一つの方向を見定めて行くわけですから、そのうえで、議長選挙のこと、今回のこと、公明さんの姿勢を問われたら、どの程度の信頼関係をもっているのかという質問につながると思う。…お答えできないですね。

 

柳本:午前中も明石幹事長とお話しさせていただいて、電話を切るときには、連携をはかっていきましょう、いきたいですねという話をさせていただいた。よって、今日、公明党さんが出席されるということを決められたということだが、★バカ正直な私は、まだ、これからも欠席していただく可能性が十分にあると信じたいと思う。ただ、態度が異なるということになれば、おのずと連携には影響があるということを言わざるを得ない。

 

(Q:欠席になるかもしれない働きかけは)

柳本:状況をふまえた上で、これから市役所に戻るので、最終の調整は努力をしたいと思う。

 

(Q:共産党にも欠席を呼びかけるのか)

柳本:確認はします。確認、調整はいたします。

 

(Q:さっそく公明が出席されることで、松井知事が記者団に対して、大阪会議をじゃましているのは自民党だとわかったと言っているが、維新に自民党が欠席することを、うまいように使われているという見方もできるが)

 

花谷:知事のコメントを直に聞いたわけでないが、我々が邪魔しているんじゃないということは皆さんがご存じだと思う。大阪会議を前に進める努力をしている。それは、議論、協議のルールを決めること。協議のルールなしで議論をやっているところはどこもない。それを決めてから次のステップにいかないといけないのにそれを決めさせないのは大阪会議を邪魔をしている、潰しに来ているのは知事、市長なんです。

 

柳本:大阪会議というのはまず、それぞれの意見をくみ取りながら、よりよい方向性をくみ出すのが趣旨であり方向性。数の論理だけを引き合いに出してあたかも主導権争いをしているかのような印象で、どっちが潰しているとかどっちがどうしているということではなくて、それぞれの意見を聞きあいながら、真摯な議論を進めていって大阪全体の発展のためによりよい方策を導き出そうというのが大阪会議の趣旨なので、潰そうとしている訳がない。私たち、大阪会議の提案者なんですから。提案者であるということをしっかりふまえていただいて、提案趣旨にしたがった上で、賛同いただいた維新なので、松井知事がどうおっしゃっているか知らないが、維新の中には今の状況がなぜ起こっているのか、なぜ混乱しているのかということをよくわかっている方もいらっしゃると思う。

 

(Q:西村幹事長、竹山市長には呼びかけはするのか)

西村:最終的には調整の報告は行かなきゃいけない。

 

(Q:同調していただけるように?)

西村:当然、そういう方向ですね。

 

花谷:あの、同調とか我々が他会派に働きかけるというのは非常に僕としては皆さん方の質問に残念。それぞれの会派、それぞれの民意は、ご自身で判断されるもの。いま、柳本さんにしても西村さんにしても、報告はする、連絡はすると。我々欠席するからともに欠席してくださいね、なんて言うことはない。なんか、共同防御しているような、そのようにはとらえないでいただきたい。お互い、それぞれの立場でどうするか。ただ、自民と公明の間ではそういう共通認識があったと僕は思っている。

 

(Q:先週、林さんから同調するような話があったというのは、具体的にどういうやりとり?)

花谷:それは言えないですね。林さんがどの程度お話になるのか、直に聞いてください。もしかしたら、私がきちんと林さんの日本語を理解していないのかもわからないので、出席だというのは非常に残念な報告だったなと。

 

(Q:会議が成立してしまったら過半数で決まる可能性があるが)

花谷:致し方ないんじゃないですか。

 

(Q:W選への影響は、公明党との関係であるか)

花谷:大阪会議での出席、欠席の考えが違ったということか。★あるんじゃないでしょうかね。ですから、柳本さんが公明さんの方針転換を期待するという気持ちはよくわかります。

 

(Q:このままだと自公で組めないということ?)

花谷:あくまでも府議団、市議団、堺市議団、それぞれの自民党と公明党の会派の会派間での信頼関係ですので、府本部と自民党府連との関係が微妙に違うかもわかりません。

 

柳本:我々、常日頃から、ありとあらゆる議題について、市会レベル、府会レベル、堺レベル、府連全体ということで公明党さんと、国政の関係もあって与党ということで協力させていただいておりますので、★その中の一つの事案であるという考え方です。この一つの事案について意見が違うということは全く影響がないとは言い切れないが、どれだけ大きな意味あいをもつかは状況を見定めないとわからないし、ダブル選挙は非常に最も大きな事象になると思うので、これまでから市会に関しては協力体制をとっていきたいという意向を示しているので、これについてこの方針がすぐ変わるわけではないと思っている。

 

(Q:欠席届ほしい)

花谷:今井会長に出すので、その後にコピーをお配りする

 

2015年8月12日水曜日

結局、大阪戦略調整会議は維新による乗っ取り会議か?

首長二人のわがままし放題で、不幸せ(府市)が露呈している大阪戦略調整会議。明日開催の予定だが、経過を全く知らされていない木下副会長が激白。副会長として今井会長への抗議の意味を含めて欠席するという事態となった。ポンコツたらしめた維新と府当局の恣意的運営は明らかで、そろそろ店仕舞いしてはどうかと思う。府市合わせの元凶は明らかに二人の首長と都構想にしがみつく維新そのものではないだろうか?


木下副会長:明日、開催を予定されている大阪戦略調整会議の第2回目の会議については、お手元に配布させていただいたとおり、欠席をさせていただくことで、先ほど欠席届を事務局に提出した。理由については、配布資料のとおりです。

記者:自民党が府と市と堺で欠席を決めたが、その動きと同じものですか?

木下副会長:それとは別です。そのときに議論になったのは欠席するかどうかについていろいろ意見があったなかで、自民党から出ている副会長でありながら経過を承知していないという点について、党内的な私の立場もあり、今回自民党の一員としてどうこうするというよりも、副会長という立場で、この会議体の運営の蚊帳の外に置かれていること、何の情報もなかったということについてきわめて遺憾なことだったので欠席させていただいて、今井会長の会議運営の再考促すという意図をもってを私自身が決めました。

かねてから追って連絡するとか、10時に決まったという過程のなか副会長でありながら何の相談、連絡も受けていないということに対しては、著しく不満をもっているというのが正直なところですそういうところは一定、みなさんのご理解をいただけるのではないかと思います。

事前に情報として入っていたのではないかという党内からの問い合わせ、あるいは市会の他会派からの問い合わせもあり、何も知らない、いつどこで決まったかも知らないので何も答えられないという立場にも理解いただきたい。

長の職権だからということでごり押しなさるのであればそれはそれだが、正副会長、あるいは正副議長は要にならないといけないという思いもあるなかで、これなら副会長いらんやんという思いもあって、ストレスになっている部分も否定できない。きちんと手続きをとってみんなの合議制のなかで土俵作りに励みたいと思っており、きちんと事務局を通じて今井会長に説明を求めても今に至るまで会長から何の説明もない、事務局からの伝言ない。何らかの形で後先になってすまんかったという労いの一言でもあればとうが今に至るまで何もないので、副会長という立場上、党内的な立場も含めて会長に再考を促す意図を持って欠席をさせていただきたいと思っている。

記者:今井会長に対して何らかの回答をめたりすることはないのか、

木下副会長:ここに書いてあるように事務方に対して、会議の時間を明記せずに案内をすというのは委員に対して非常に失礼であり、きちんと経過の説明をしてほしい、なぜ13日に慌てて開催をしなければいけないのかということの説明を求めていたら翌日10に決まりましたという案内が来た。みなさんも僕の立場なら理解いただけると思う。欠席届けに対して答えを欲しいとは思っていないが、正副会長が情報を共有したうえで運営していかなければならないと思っている。

記者:副会長としての欠席届ですか?

木下副会長:そのとおり。

記者:いままで、会長、副会長それぞれ就任してから大阪会議に関して意見交換は全くないのか?

木下副会長:所用、党務があったので第一回会議は欠席した。その際には、届けは出さずに口頭で申し上げた。そのときには副会長にはなっておらず、その会議で副会長に就任したと聞き及んだ第一回での決定を受けて先日の戦没者追悼式典で顔をあわせただけでそのときには第二回会議の話はなにもなく、儀礼的な挨拶をかわしただけ。それ以外はお目にかかっていないと思いますよ。

記者:副会長を退くということは選択肢としてありますか??

木下副会長:僕がいないところで副会長になったので、副会長の職を辞める、辞めないというオペレーションを僕自身の中で決めていいのかどうか、そもそもだれが副会長になってもこういう運営をするのであれば誰がなっても一緒だと思う。会議がポンコツやとおっしゃった方がいるが、会議をしきる人がこんなんなら会議がポンコツやといわれても仕方ないと思う。

記者:副会長の方から会議の仕切り方について言及があったが党派帯びすぎているということなんでしょうか?

木下副会長:党派帯びているかもわからない。情報がない。どなたと相談してこういう決定に至ったのかということもわからない。事務局かは会長から出せといわれたから出しましたとしか返事がない。誰と相談したという説明はない。会長から出された文書を届けに来たというだけ。いつどこで誰が決めたのかわからない。

記者:副会長から事務局を通じて尋ねたのはいつですか?

木下副会長:6日の第一報が出たときです。時間については追って連絡しますとどういうことなん、で13日なと。6日の日付になっているから、13日の週間前ではあるが。10日か11日調整しているということは事務方かプレスから聴いた覚えはあるが、正式に調整のオファーがあったということはない。唐突に13日という通知があったので事務方にどういうことかと聞いたら会長がこういう文書だされましたということだったので、それやったきちっとどういうこと13日になったか教えてほしい、会長に訊いてよというボールを投げたら翌日10時になりましたという通知がきた。誰の都合で10時になったかもわからない。こういう運営が正当か、維新の会のみなさんの都合なのかもしれないが、その辺りもわからないだけどそういう扱いを受けるのであれば申し訳ないけれども副会長として出席させていただくということはないということ文書で出させていただこうとういのが私の思い。未だに今井会長からは何の連絡もありません。

記者:事務局とおっしゃられているのは市会事務局?

木下副会長:高橋課長、辻井部長が届けきている。

記者:そこに聴いてもわからないと?

木下副会長:会長から出せといわれましたとか、会長から送達されましたということ本会議開くときに議長名で文書を送るのと同じで、副議長が知らないところでそんな文書が出るなんてことはありえない私の立場をご理解ください。