2007年9月5日水曜日

大阪市長選挙 民主はどうする?

関市長の出馬宣言に続いて、
なんと、大阪市立大学教授の橋爪氏も出馬を宣言した。
共産党を含めて、現在3名の候補が決まったが、
早々と独自候補擁立を宣言した民主党はどうなったのかな。

関氏も橋爪氏も自民、公明、民主に出馬要請をするようだし、
難しい選択を迫られそう。
へたに独自候補を出すと、現職、有力新人、風の民主と票が分散する可能性も大きく、
時代に逆行した共産党市長の誕生なんて、事態にもなりかねないだけに、
民主にとっては、苦しくなったんじゃないかなぁ。

東大阪では、議会と共産党市長の対立で、不信任案が可決され、脳死状態に陥っている。
もとはといえば、市長選挙で保守分裂したためなんだけどね。
大阪市でも、その愚が繰り返されるのか。
ただ、民主にとって痛いのは、大阪市は、共産党系組合が弱小で、民主系と対立していること。
かなりの情報をもっており、共産系市長が誕生すれば、痛い腹を探られる。
まして、解放同盟への追求は共産党が急先鋒ですから、
解放同盟から支持を得ている民主は、大騒ぎになるでしょうなぁ。

さてさて、11月18日までの2ヶ月間、どんなシナリオが描かれているのか
とくと拝見しましょう。
ただ、国政のように、政局ばかりが注目され、政治が混迷することだけは避けてほしいものです。