2012年5月28日月曜日

今後の政界を予想する

どうも、自民と民主の急接近が気になる。
橋下市長との距離感を図りながら、虎視眈々と、何かを狙っている感じがする。
ついこの間、自民と民主の国会質疑の茶番、いわゆる消費税増税願望劇を見たあとに、
今度は、片山さつき女史や世耕氏、茂木氏の生活保護攻撃と即座に了承する小宮山の図を見ていると、自民、民主ともどもに財務省の手に落ちた感を抱いた。
この自民民主共闘が両党にとって、果たしてプラスになるのか?
それは甘い夢想かもしれない。
世論調査は、民主、自民の堅調な支持率を伝えているが、本当にあんな数字がありうるだろうか?
特に日経新聞。自民の支持率が30%。ありえないと思う。
もちろん、消費税賛成の論調は、相変わらず。
最近の新聞は、本当にわかりやすいが、いつまでも、国民がだませると思っていたら、そうは問屋が卸さない。
しかし、残念なことに、国会議員の知的レベルと洞察力は、幼稚園児並みなので、マスコミと中央官僚の官報合作にまんまとひっかかってしまうのである。
すでに、大手新聞は、消費税と原発の敵、橋下市長にアンチの風を吹かせる準備をしていると聞いた。
マスコミが橋下以前なら、彼の鼻を明かすことができたかもしれないが、橋下氏の言葉の力と聴衆を魅了する能力を軽んじてはいけないだろう。
アクの強い、小沢氏や石原氏とのつきあいも、つかづ離れず。
まるで、マーケティング調査をしているような、発言が目立っている。
そして、絶対的なマスコミ批判のスタンス。
記者クラブ制度という、マスコミのアキレス腱をいざというときには俎上に挙げるつもりではないか、牙をむいてきたら、牙をむき返す。
政局を演出してきたマスコミが今度は演出される側に回るかどうか、おもしろくなりそうだ。