竹山堺市長も欠席の判断。流会決定の状況で、政党間の軋轢が目立つばかり。昨日の堺市庁舎での竹山市長の会見内容。
Q:明日大阪会議が招集されている。市長は出席、欠席、対応はどうするのか?
A:第1回の大阪会議の終了後にも私申し上げたんですけれども、次はやはり実りのある会議になるようにという風に申し上げた。いまいろいろ聞いてみますと、すべての会派が出席するようではないみたいでございます。そしてもうすでに文書も提出されているという風にお聞きしております。私は大阪全体の発展にとって3首長とすべての会派が一緒になって議論していって、一定の有効な方向性をつかめるのが、この会議の趣旨だという風に思っております。そういう意味におきまして、一部会派がすでに欠席されるという事態が予想されていますので、私としては残念ながらこの会議については欠席させて頂きたいなという風に思っております。
Q:欠席の理由だが、ようするにすべてそろわないという意味だが、そろったような形でないと難しいということか
A:はい。この会議は大阪の成長にとっての有効な議論をする場と認識しております。すべての会派がしっかりとここで議論を戦わせていくということが大事であるという風に思っておりますので、残念ながらそうはなっていない。そして、8月4日の自民党さんの会長への要望につきましても、代表者会議の設定とか、規約の改正とか、そういう風な申し入れがございました。そして橋下市長さんからも事前会議の設定の申し入れがありました。そういったことを踏まえて、会長はしっかりとそのあたりの事前対応をして頂きたいと私は思っていたんですけど、それがないまま5日に8月13日の第二回会議の招集というのがなされたいうことで、もうちょっと会長が調整をしっかりやってもらわなければならないのではないかという風に思っておりまして、そういうことも私は今回の原因にはなっているのではないかという風に思います。
Q:公明党さんが出席方針を決めて、堺が7人に達しなかったために流会になる見通しになっています。このことについてはどう受け止めているか
A:それはそれぞれの委員のみなさん方、会派のみなさん方がご判断なさることと思っています。私は一定の会派のみなさん方が欠席されるという風に言われているのですから、この会自体の有効性について、有意義な議論ができるかどうかという点から見て、若干疑わしいのでないかという風に思って、今回についてはご辞退させていただこうという風に思っています。
Q:次回以降の出席、会にあたって、市長としては市長なりに要望されていくことはあるのか。会長に
A:会長がもうちょっと汗かいてほしいですね。双方が言っていることに対して、しっかりと議論を事前にやってほしい。そのように思いますね。私はそういう風な前提でこの大阪会議が動き出すものだという風に思ってますので、そのあたりぜひ会長にお願いしたいと思いますね。
Q:文書提出されたり
A:ありません。みなさん方にお話していることは当然、新聞の記事にもなるだろうと思いますので。
Q:自民党が求めている条例改正とか規約変更とか、そういう行動に関しては竹山市長としては理解はできると?
A:決定事項の部分について各それぞれの3団体の決定事項につきまして、やはり過半数というのは3団体すべての過半数は必要だと思うが、会議のルールにつきましてですね、全体の過半数で私はいいのではないかという風に思っております。そういった中身の問題についてのしっかりとした区分けみたいなものも必要だと思います。
Q:橋下市長ですとか松井知事は公明も含めてかもしれないが、ルールは少しおいておいて、決まらない部分もあるので、中身の議論に入っていくべきだとおっしゃっている。そこはいかがか?
A:第1回見まして、中身の議論に入ると思ったが入り口部分で規約の問題で終始しました。そういうことはやはり一定議論になることについては事前にさばいて頂かんとあかんと思う。これは会長にもお願いしたいと思いますし、それぞれの、維新の会の代表のみなさん方、自民党の代表のみなさん方、お互い譲り合ってこないだ記者会見で申し上げましたように、そういうことでお互い本当にこの会議を有効なものにしようとしているのか。そういったところの原点に立ち返って、運営して頂きたいなと思いますね。
Q:今回流会の見通しになったが、今後存続ができるのかという点がなかなか難しいと思うが、この当たりの点についてはどうか
A:私どもも議会に入りますし、あとの2団体も議会に入りますね。そういった日程からみて非常に難しい場面になってくるのではないかという風に思われます。そして橋下市長さんはこれから維新の会も参加しないとか、いう風な発言もされたようには聞いております。そういったところを踏まえましたら非常に難しい局面になったという風に思います。ただ、もう一度前に進める努力はすべきだという風に思っております。ただ、来年4月1日には法定の調整会議がスタートいたします。そういったところで、大阪府・大阪市の二重行政の問題等については、しっかり議論して頂く余地は残っているのではないかという風に思います。そういう風なことに望みを託するわけですけど、この会議がいろんな要素のなかでうまく運営できないことは非常に残念です。
Q:こないだの議論では、大阪府と大阪市の二重行政の有無というところも話題になった。堺市にとってのメリットはなお、参加するメリットはあると
A:私どもは何度も申し上げているが、堺市と大阪府の二重行政は原則的にないと、申し上げています。堺市としてはこれに参加するのは大阪全体の発展に少しでも貢献したい。たとえば、東京事務所をもっと機能強化してIターンやUターンを、人や企業が大阪に戻ってきてもらえるようにする。そしてワールドマスターズゲームズ、関西でやると言っているのに大阪府や大阪市が金も口もだせへんというてることの問題、そういったことについて一歩でも大阪・関西のプレゼンスを上げていく、そういうことはやはり堺市として提案して42市町村の立場でこの会議を動かしていきたいなと思っておりましたけれども、なかなかそうはなっていないと。残念です。
Q:きょう自民党の会派の方とはお話とはそのあたりについて、欠席の方針について、市長としてはどういうご意見を伝えたり、やりとりはあったんでしょうか?
A:きょう、そういう風な自民党の会派のみなさんとお話したことはありません。私も今日ずっと午後まで外を回ってましたので、お話ししてません。ただ、文書は届けられてます。自民党はこういう理由で欠席するという文書は届けられています。先日にもお話ししたときにはそういう旨はおっしゃってましたけど、明確にきょう初めて文書で頂きました。
Q:自民党を含めて一部の会派の欠席ということにとどまらず流会という会自体が流れたことになりそうではある。そういう会自体が流れてしまうことに対して市長としてはどういう風に
A:条例が市議会で議論されて可決されました。そして執行機関としてそれを誠実にうまくいくように実行する責務がございます。そういう意味において堺市長として非常に残念でございます。
Q:さきほど自民党から欠席に関する文書がきていると。市長の方に欠席してくれとの要請は
A:ございません。それはぜんぜんございません。それは私自身がいままで記者会見で申し上げています通り、縦糸である大阪府、大阪市、堺市と横糸であるそれぞれの会派がうまく織りなしてこの会議をうまく進めていくべきだという、いままでの持論をこのいま申し上げているところでございます。
Q:取りようによっては、大阪府と大阪市は一応成立する人数がそろうわけだが、堺市議会は我々が取材する範囲では共産党と自民党が欠席すると。市長も合わせると堺市で流会という形になる。そこの部分については市長はお考えになったか?
A:私に入っている電話ではソレイユさんも非常に微妙ですね。そういう風な情報も得ていますしね。堺市として、やはり私が申し上げましたように、二重行政の問題は堺市の問題として一定置くとしてこれからの発展のための議論を堺市はやっていく、そして堺市の市議会議員のみなさん方にとっても私と同じような気持ちでやって頂けるという風に私は理解していますので、この会議が本当に有効に働くのかというところからご判断されているんでしょうね。
Q:欠席の意向については文書なんかで会長に出されたりするのか?
A:出すと思います。「諸般の事情により欠席」と出そうと思っています。
Q:本日中?
A:はい
Q:2回目にして流会の見通しになった大阪会議だが、府民の目にはどのように映っていると思うか
A:非常に府民のみなさんにとって、この会議の有効性について疑念を与えたことについては私は残念だと思っています。それぞれの立場のなかで、次回以降、本当にうまく機能していくのかということをもう一度努力しなければならない。ただ、色々な情勢のなかで難しい部分もあるというのを我々は認識しなければならないという風に思います。
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